2015年12月04日

Face Tiimeを使っての交流学習①

今日は、県内の離島との交流学習。 Face TimeというiPadのアプリを使って、インターネットを通しての交流でした。

前回は、1年生に自己紹介をテーマにShow & Tellをしてもらいました。今回は、1年生の身近な人の紹介。

1年生は三単現の「s」を学習したので、自分の家族や好きな有名人について紹介するというタスク。

発表も、それまでの取組もみんな一生懸命がんばってくれました!! 期待以上の内容を考えてくれました。

交流学習までに3時間をかけて準備をしたので、ふり返ってみたいと思います。たぶん、本来なら2時間程度で準備をしないといけないんだけど、オーバーしてしまいました。

1時間目:英作文
①ノートにブレインストーミング
 自分が好きな有名人について知っていることをウェビングしていく。何を書くかアイディアを出していく活動。プレ・ライティング活動かな。
 まず、有名人を誰にするかでけっこう迷っていました。スポーツ選手や俳優、芸人を紹介することになりました。

②ワークシートに紹介したいことを書いていく。ステップ1
有名人ステップ1

この部分をもっと手立てを考えないといけないなー。教師が英語に直す手助けをしすぎたり、ともすると簡単に答えを教えすぎているんじゃないかなーって感じています。 
また、生徒も意欲的なので自分で辞書を調べたり、友だちと教えあったりするんですが、英語の語順にできなかったりします。
やっぱり、「意味順ノート」のような英語の語順を意識させるような英作文のトレーニングを日頃から取り組んでいかないといけないと感じています。

「誰が」 「する・である」 「だれ・なに」 「どこ」 「いつ」

みたいなのを教室掲示したり、プリントで配布して、困ったときには戻れるようにしたいなーって思っています。

③ワークシートに紹介したいことを伝える順番を考えていく。ステップ2
まとまりのある文章を書くことを目指しているので、順番を意識させたり、内容を深める文を付け加えるように指導しています。
有名人ステップ2

He is a professional baseball player.
He is my favorite baseball player.

と書いているのを・・・

He is my favorite professional player.

と言うふうに直していきます。 

あと、生徒は思いついた順番に文を書いてしまうので、「この文とこの文は関連してる?」、「どっちの文から話した方が良いのー?」みたいな、気づかせるというよりも、けっこう直接的にフィードバックを与えています。いいのか、悪いのか。

今は、まだ教師がフィードバックを与えて、「直させている」状態。お互いに読み合って、peer feedbackができるように育てていきたいなー。自律した学習者(autonomous leaner)を育てていきたい。 そこまで行くのにはどうすればいいのかまだまだわからないけれど。。。

2時間目
①英作文のつづき
前時の続きをそれぞれのペースで。教師とALTは机間巡視をしながら、添削。生徒6名に対して、指導者2名w すばらしい環境!!

②読む練習 暗記を目標に

 この時に、前回のShow & Tellのふり返りシートを再度読ませて、どのようにShow & Tellをしたいか。自分の課題は何か。というのを意識させるべきだった!!ミスった!!せっかく前回の交流学習後に、ふり返りに1時間をかけて、それから音読テスト方法と評価規準も変えて取り組んだのに。。。

ふり返り

みんなよくふり返っているし、次の課題も明確に持っているのに。。。もったいないことをした。次の時間は今回の交流学習のふり返りをするので、その時に比較しながら次の課題を見つけていきたいと思います。

③みんなで発表
席を合わせてみんなの顔が見える状態で、すわったまま発表。まだまだ暗記はできていないので、原稿を見ながらRead and Look-upのように発表してもらいました。
その中で、それぞれの良いところを話し合いました。
ある生徒の発表で

Hello, everyone. Look at this picture.

から始まっていたのをみんながいいところとして認めたので、クラスみんなその始まりにするようにしました。
(おそらくこの子は教科書のプロジェクトの部分を参考にしていると思います。)

もしかすると、はじめから教師が設定しそうなところですが、生徒から出て来て、それをみんなが学んだっていうのはいいかなーって思います。


3時間目
①有名人の写真の選択。カード作り。
 教師のパソコンで有名人の写真を選んでもらって、それをすぐに職員室でプリントアウト。画用紙に貼ってもらいました。

②カードをもっての練習。
2つのグループに分かれて、iPadを使って練習。 前回、声が小さいという課題があったので、少し離れたところから動画を撮って、その後はグループでリフレクション。iPadの映像をみながら、下のワークシートに良かったところと良くしたいところを書いてもらいました。

iPadふり返り

プランでは、質問を考える時間を取るつもりだったんですが、残念ながらタイムオーバー。。。前回も質問タイムが課題だったので、これから改善していきたいと思います。

やっぱり、「相手のプレゼンを聞いて自分で質問を考える力」と「質問に即座に答える力」っていうのをつけていきたいなー。
そんな指導はまだまだできていないなー。

また、子どもたちとのふり返りが終わったら、交流学習当日のふり返りをつぶやいていきたいと思います。

ふー、今日は気合いを入れて書いたから、なんだか疲れたな。。。笑







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