2015年12月03日

「書くこと」の指導

最近、興味ある分野はライティング指導と効果的なフィードバック。

どうやって指導と評価をつないでいくか。 表現の技能、「書くこと」、「話すこと」の指導と評価って難しい。もっともっと勉強しなければ。。。


毎月、(一応)購読している『英語教育』という雑誌でライティングに関する特集が組まれていました。

「書くこと」の指導



いつもは、届いてもなかなか読まずに、積読になっているのだけど、ちょうど「書くこと」の指導をもっと充実させたいので、手に取ってみました。

その中でも安部肇子先生の実践がおもしろい!と思ったので、実際にやってみたいと思っています。

帯活動で「1日1文」を積み重ねるという内容で、多くの先生が取り組んでいるような実践かなと思ったのですが、随所に工夫が見られていて、とても参考になりました。

簡単に方法を書きたいと思います。

①質問シート
 ・目標の文法項目を引き出すような質問が書かれている。
 ・後でまとまりのある文章が書きやすいように、質問に「流れ」を入れ込んでおく。

 今作成中なんですが・・・ 流れを作るのが案外難しい。。。教材研究の面白いところかな。教師の腕の見せどころ?

 こんな感じで作っていますが・・・
 英作文マスター




 目標の文法項目を含めるのはいいんだけど、文章の流れを引き出すような質問が難しいです。
 もうすこし、「こんな文章を書かせたい」っていう部分が固まったらできるのかも。
 まぁ、とりあえず、最初から完璧にはできないので、やってみてまたふり返りたいと思っています。

 
②作文シート
 ・質問シートの答えを書くシート。
 ・縦に2つに分けていて、左側には例文を。右側には生徒が例文を参考に答えを書けるスペース。
 ・この部分を変えれば、オリジナル文が書けるというところに下線を入れる。

 作文シート





 やっぱり、下線部を入れ変えるだけってところが、スローラーナーにもわかりやすいかなーって思います。
 やってみて、生徒の感想を聞いてみたいと思います。

この他にも、様々な工夫があって、とても参考になりました。
安部先生が書かれているように、「シンプル」で「手間がかからない」ので誰でも実践できそうです。

詳しくは、以下の文献を参考にしてください。
安部肇子(2015).「『1日1文』帯活動の積み重ねでまとまった文作成につなげる」,『英語教育』 64(10), pp16-17.



久しぶりにAPAのスタイルで参考文献を載せたw 順番がわからなったから、ネットで調べました。当たってるかな?w





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