GWが終わった! 「べしゃりマスター」

saygo

2017年05月08日 17:00

GWが終わりました。 子どもが産まれて初めてのGW。去年までは自分の好きなことばっかしてたんだけど、今年はずっと子どもと一緒に過ごしました。子どもが産まれると生活が変わりますね。産まれて1ヵ月ということで、実家に子どもを連れて行ったり、両親にうちに来てもらって飯を食べたり、幸せなひとときでした。

子育てって大変ですね。寝ているときや落ち着いているときは、天使のようにかわいい!いろんな表情するから見ていて飽きない。
でも、ギャン泣きしたら大慌て!笑 あれっミルクあげたばっかりじゃん? オムツも変えたよー?? なんで-?ってときがつらい。
そんなときに頼りになるのが妻です。いつもありがとう。 いいお父さんになれるように頑張ります!!

今日は、去年から力を入れているスピーキングの帯活動「べしゃりマスター」について少し書きます。
去年、英語教育の達人セミナー(達セミ)に参加して教えていただいた活動です。あ、べしゃりマスターというのは勝手につけました。笑

べしゃりマスターは毎週トピックを決めて(週に多いときで4コマ)、そのトピックについて話す活動です。

まずは、教師とALTのSmall Talkで生徒とインタラクションをしながら、モデルを示して、ペア活動に入ります。

ペアを変えながら、話すので1日に2人くらいと話すことになるんですが、うちの学校は少人数のクラスなので、3日目になるとほとんどの相手の内容をわかっているということも。。。苦笑
それでも、みんな意欲的に取り組んでくれています!!

相手の話している内容を参考に、少しずつ内容を深めたり、表現の幅を広げていけるのがポイント!!

なんですが、内容を理解することと質問を考えることが優先されていて、「あー、こんなふうに言えば良いのかー!」
ってできるのはまだまだ英語が得意な子かなー。
この部分はもう少しじっくり見守りたいと思います。

あと、少人数なので、教師とALTがまわりながらフィードバックできるのもいいところ。
机間支援をしていると、「せんせー、〇〇ってなんっていうんですかー」みたいな質問もあります。
生徒が困っているときに介入することもあるんですが、recastよりもnegative feedbackが多いのはい良いのか悪いのかハテナ笑
生徒は直されても、それをマイナスな方向に捉えていないと思っているのですが。。。


去年からべしゃりマスターを継続しているので、けっこう話す力付いている気がしてます。

今年は、さらにいろいろ工夫しているつもりです。

トピックに合わせて文法的なポイントを説明したりやスピーキングのスキルについて指導しています。
この部分に関しては、英語と日本語を交ぜてPPTを使ってやってます。
こんな感じ↓↓↓




PPTでの明示的な説明をいれたことによって、生徒が自分のスピーキングについてモニタリングできるかなーと思っています。
去年から自分の英語スキルをメタなレベルから捉えて、自分で考えて学習が進められることをテーマに指導しているですが、明示的な説明を入れることによって、自分のスピーキング力をメタなレベルから捉えるために役立っているかなーって感じています。

例えば・・・「質問に対して、一文で答えているから話の内容が広がらない、もう一文付け加えてみよう」みたいな。
それから、「話しが詰まった場合には、『What else did you do?(他に何したの?)』等を使って話題を変えてみよう!」とか

授業の終わりにふり返りを書いてもらったら、「今日は1文足すことできた。」みたいなふり返りを書いてくれる子もいるので、スピーキングのスキルとか文法に関する明示的な説明って役立っている気がしています。


2年生は1回目は45秒、2回目は1分間。3年生は2回とも1分間会話を続けることを目標にしています。

達セミの先生方から教えてもらった方法ですが、「分からない単語は日本語で言ってもOK!」
生徒には「出川イングリッシュ」でも全然OK!って行っています。

なので、わからないことは日本語で行ったり、単語だけを並べて伝えている生徒もいます。
特に2年生では質問を英語で正しい文法で言うのはまだまだ難しいので、単語の語尾をあげて言うことで質問しています。
「What shopping?」みたいな! 「What did you buy?」がまだ言えていないのです。。。

こんな感じで生徒の中間言語(inter-language/learner language)を認めるって大切かなと思います。達セミの先生方から学べて本当に良かった!あと、出川インギリッシュの影響は大きい! 生徒も「これでいいんだ!」って思えて、楽しみながらやってます。




あと、2日目か3日目には話した内容を書いてみるという活動をやっています。



生徒は5分間で自分が話したことや相手からされた質問を書いていきます。



ポイントはまたまたですが、中間言語(inter-language)を認めるということです。授業ではワークシートの上の方に、話したことを書いていきますが、わからない単語はだいだいのスペルでもいい。もしくは、カタカナや日本語でも言いことにしてます。
だけど、家庭学習では分からない単語を調べて、練習して、できるだけ正確に英文にしていみることを求めています。
そのためにワークシートの中段には意味調べのスペース用意していて、その下には自分で直した英文を書いてもらっています。

提出した英文はALTがチェックしてくれます。うちの学校はALTが毎日いる!恵まれた環境!
2年生は文法的なミスを直してあげるのですが、3年生は赤ペンでチェックして自分たちで何が違うのかを考えてもらっています。
意欲のある生徒は再提出をしてくれます。うれしい-!! ホントはここまでみんなに求めた方がいいんだろうなー。

あと、最近になってですが、書いてくれた作文の内容についての質問をALTに書いてもらっています。そうすることによって、もっと内容を深めたり、関連する内容に広げたりできるかなーと思ってやってます。まだまだ成果はでていませんが。。。

スピーキングの帯活動なので、正確性よりも流暢性を目的にして、間違いを恐れずにとにかく継続することを大切にしています。

あ、書いていて気づいたのですが、明示的な説明がスピーキング最中に正確性を意識しすぎることにつながらないかという心配が。。。
そこは注意しつつ、進めていくということ!!!笑

なんか、書いていてどんどんまとまらなくなっているのですが。。。
それでも、やっぱり、ブログに書くっていいですね。自分自身のリフレクションになります。他の活動も書いてみよう。

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